中古車販売の営業の仕事は、販売目標の数字に追われたり、顧客からのクレーム対応など厳しい面がありますが、そればかりではありません。ここでは、当サイト監修である中古車販売会社グッドスピードの現職社員の声を参考に、どのようなことをやりがいに感じて、仕事ができるのかについて紹介します。

中古車販売の営業職のやりがい・魅力

頑張った分だけ評価され収入もアップ

営業の仕事は実績が数値化され、成果がわかりやすいのが特徴です。そのため目標を立てやすく、頑張って達成すればその分がしっかり評価されます。数字で明らかになるため、評価に不満を持つこともありません。

一口に営業職といってもさまざまです。中でも中古車販売の営業はインセンティブ制度を採用しているところもあり、目標達成により収入がアップします。自分で努力して結果が反映されるので、そこにやりがいを感じます。

営業職以外で同様の制度を導入しようとすると、評価基準が曖昧になり浸透しないケースもあります。営業職は数字による厳しさがある反面、目標達成によるリターンも明確といえるでしょう。

顧客からの反応がダイレクトで感謝される

中古車販売の営業は店舗で取り扱う車を提案し、購入してもらう仕事ですが顧客の反応がダイレクトに伝わってきます。自分ではオススメと思っていた車が反応がよくなかったり、逆に隠れた魅力に気付かされたりすることもあります。

顧客の要望や相談をうけた課題を解決し、相手から感謝の言葉をもらえると、営業としてはそこに大きな喜びを感じます。顧客との信頼関係が深まれば、見込み客の紹介や、次回の車購入時に声をかけてもらえるでしょう。

モノを販売する会社でも、部署によって購入者の顔が見えないまま仕事をすることがあります。中古車販売の営業は顧客に合った車を自分で提案し、その反応も直に感じられることもやりがいといえるでしょう。

対人・コミュニケーションスキルが身につく

営業の仕事は相手の課題や要望をヒアリングして、それに合わせた商材を提供するのが仕事です。時には上手くいかず失敗したり、相手からクレームを受けて対応することもあるかもしれません。

しかし、そうして経験を積むごとに対人・コミュニケーションスキルが身についていきます。相手が何を欲しいのか読み取る力やそれに対する提案力が備わり、信頼関係も無理なく築くことができるようになるでしょう。

営業は続けてもスキルアップしないと考えている人がいるかもしれませんが、実は対人・コミュニケーションスキルという汎用性の高い能力が身につくのです。

自分の車に関する情報や知識を生かせる

中古車営業の仕事を希望する人の多くは車好きです。そのため、もともと車に関する深い知識があったり、マニアックな情報を知っていたりすることがあります。好きな「車」で仕事ができるのもやりがいの一つでしょう。

特定メーカーのディーラー営業とは異なり、中古車販売の営業はメーカーの縛りもなくさまざざまな状態の車を扱うことになります。それだけ豊富な知識が必要で大変ですが、仕事により得る情報の蓄積量も膨大です。

知識が増えていけば、自信にもつながりクルマのプロとしてさまざまなアドバイスができるようになるため営業の好循環が生まれます。