
結論から申しますと、答えはもちろん「YES」です。中古車営業という世界はとかくノルマや拘束時間などがハードというイメージが強く、育児休業が取りづらいのではないかと思いがちですが、それは誤解です。近年では、中古車営業の業界でも、育児休業が取得しやすい体制づくりが進んでいます。いくつか、実際の事例をご紹介しましょう。
こちらはとある自動車販売会社での事例。同社は「仕事と育児の両立ができる会社」を目指すという方針を掲げ、2021年にプラチナくるみん認定を取得。それ以前は、女性営業職の採用に消極的だったそうですが、女性のお客様に女性目線での提案やアドバイスを行えるスタッフの必要性を感じ、女性営業スタッフの採用枠を拡大。
それに合わせて、女性スタッフが産休・育休を取得しやすく、復職もしやすい体制づくりに注力。そうした方策が功を奏し、育児休業からの復職率100%を実現。またお子さんの授業参観や運動会などがある際も休暇を取りやすいように配慮されているので、仕事と子育てを両立しやすい環境となっているそうです。
こちらもとある自動車販売会社での事例。新卒で入社して以来、女性営業スタッフとして約5年間、第一線で活躍してきた女性スタッフさんは、2人のお子さんに恵まれ、その後2度の産休育休を取得。そして復職にあたっては、2人のお子さんの育児という事情を鑑み、第一線の営業職ではなく、業務の負担や拘束時間が軽減できる営業サポート職への配置転換を実施。子供を持つ従業員が働く時間を短縮できる「短時間正社員制度」も活用しながら、これまでの経験を活かすことができ、ワークライフバランスも取れた体制で仕事を続けることができているようです。
ロサンジェルス・ドジャースの大谷翔平選手が育児休暇を取得したニュースが話題となりましたが、今や男性が短期育休を取得することも珍しいことではなくなりつつあります。とある自動車販売会社の男性営業職の方は、奥様が2人目のお子さんを出産するタイミングに合わせて、1ヶ月間の育児休暇を取得。その間、1人目のお子さんのお世話を担ったとのこと。こうした経験は、奥様へのさらなる感謝や、家族の絆を深めることに繋がったと語られています。
東海地方をメインに店舗を展開し、SUVやミニバンの中古車販売に強みを発揮しているグッドスピード。そんな同社では公式HPにて育休取得率を公表しており、女性社員の取得率は100%、男性社員も58.8%となっており、中古車営業の業界のなかでは、育休が取得しやすい体制が整えられていると言ってよいでしょう。
グッドスピードは愛知県を中心に店舗展開し、2024年7月時点で売上成長率115%を誇る中古車販売会社。何でも仕入れて売るのではなく、SUVやミニバン、輸入車など各店舗を専門店化することで顧客を獲得しています。
グッドスピードでは「夢・目標」に向かって挑戦し続ける人材を積極的に採用。充実した研修制度により若手社員を育成し、実力次第で未経験からでもすぐに昇進・昇給できる体制をつくっています。